プロフィール
シャノン・リー(アメリカ/カナダ) Shannon LEE
第7回 仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門最高位入賞者 (第2位)
“非凡な煌めき、狂いがないピッチ、そして大きくよく響く音色”
-グラモフォン誌-
第7回仙台国際音楽コンクール最高位(第2位)及び聴衆賞(2019年)、エリーザベト王妃国際音楽コンクール第4位(2019年)、ナウムバーグ国際ヴァイオリンコンクール第2位(2018年)、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール入賞及びイザイのソナタのベストパフォーマンス賞(2018年)など、数々の国際コンクールで受賞。ハイフェッツ国際音楽祭、クシジョバ音楽祭、メンロー室内楽音楽祭、エンジェル・ファイヤー音楽祭、ノーフォーク室内楽祭等に、ソリストや室内楽奏者として出演。また、カナダのシルバ・ゲルバー財団から多大な支援を受けている。
カナダ生まれ。テキサスのプレイノで、4歳からヴァイオリンを始める。12歳の時、ダラス交響楽団との共演でソリストデビュー。その2年後には、クリストフ・プリック指揮、ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団との共演でヨーロッパデビュー。他にも、東京交響楽団、アントワープ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、カーネギーホールにてニューヨーク弦楽合奏団と共演。デビュー録音は19世紀と20世紀のヴァイオリンとピアノのための作品を収録したもので、グラモフォン誌は“自在なテクニックと大胆不敵な妙技”を称賛した。
初代メアリー・ハムリン記念学長奨学生、またスターリン財団奨学生として、クリーヴランド音楽院でハイメ・ラレード、ジャン・スローマンに師事。カーティス音楽院ではアイダ・カヴァフィアン、アーノルド・スタインハートに師事し、ディプロマを取得。フィラデルフィアでは、メアリー・ジェイヴァイアンの指導のもと、カーティス・アーティスト・イヤー・フェローを務め、幼稚園の子どもたちへの音楽教育や、全国高校生向けのオーケストラ室内楽プロジェクトの活動を行った。その以前には、デヴィッド・ナディアンのレッスンを受けながら、コロンビア大学でコンピュータ科学の学士号も取得。テキサスでは、ジャン・スローマンに師事したほか、ギョーム・ピラード、ボリス・クシュニール、レイナー・シュミットらのプライベートレッスンやマスタークラスを受講した。